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建設新聞社(長崎)
2017/04/17

【長崎】長崎市江平浜平線道路新設 9億でトンネル掘削

ヤード設置・坑口工・掘削工・舗装工含め一括で発注
    早ければ10月にも公告

 長崎市は江平浜平線の道路新設事業で、224bのトンネル掘削工(坂本2丁目)を、早ければ10月にも公告する。事業費は約9億、2019年度までの3カ年工事で、ヤード設置・坑口工・掘削工・舗装工含め基本的に一括して発注。電気設備に関しては分離するか含めるかを現在、検討している。
 トンネル掘削工(図1)の工事規模は、延長224b、幅員10b(車道3b×2、片側歩道2・5b、片側管理通路0・5b、路肩0・5b×2)。南側からの掘削で、内容としては17年度に仮設ヤード設置とトンネル南側坑口工、18・19年度に掘削工(NATM工法)と北側坑口工を実施。本工事の前払金は3億6000万円を想定している。
 トンネルの設計は九州建設コンサルタント鰍ェ担当した。江平浜平線 概略図

    橋梁上下部工は今月末にも公告
 長崎市江平浜平線道路新設事業では、北側区間(江平1丁目、図A)でも橋梁上下部工と舗装工を1本で発注。事業費は約5000万円を見込み、こちらは今月末の公告を目指す。
同工事は延長約50bの道路新設で、うち24bが橋梁。この上下部工と残り26bの舗装工を実施するもの。幅員はトンネル同様10bとする。設計は本・修正ともにアジアエンヂニアリング鰍ェ担当した。
 ほか、今年度はこの2カ所の中間地点(図B)で建物補償1棟を含む用地取得(約2000平方b)を実施。江平浜平線全体(延長2260b、総事業費は約35億円)の早期完成に向け、着実な取得と進捗を目指すとした。なお、この用地取得区間は、18年度以降に着工する橋梁を、アンダーで通過する道路新設区間となっている。
ksrogo