射水市が計画する、ごみ焼却施設クリーンピア射水(西高木地内)整備事業は、総事業費を39億6050万円と試算する。第2次総合計画中期・後期実施計画の中で示された。
事業費の内訳は中期(17―19年度)が13億6050万円、後期(20―23年度)が26億円。
稼働期間を延長するため基幹設備である焼却炉を改良する。市では、周辺自治会の同意を得たことから、国の循環型社会形成推進交付金を活用して事業に着手するとしている。17年度当初予算には事業費1900万円を新規計上した。長寿命化総合計画の策定と生活環境影響調査に取り組む。
工事は19年度から21年度までの3カ年を予定。22年度に稼働させ、15年程度は使用できる。
同施設は03年に竣工。神戸製鋼所の全連続燃焼式流動床炉・プラズマ溶融炉型式で、焼却炉は138トン/日(46トン/日×3基)、溶融炉は12トン/日(1基)の能力を有する。建物はRC・S造4階地下1階建て、延べ床面積8765平方メートル。敷地は3万2945平方メートルある。