全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　福井県電気工事工業組合は第７７回通常総代会を１３日、福井市大手のザ・グランユアーズフクイで開催し、約５０人が参加して、事業計画などの９つの議案を審議了承した。
　役員改選で再任され、２期目の任期に臨む前田豊次理事長は「北陸電力と両輪のごとく進み、今後を担う青年部育成と人材登用、変化する時代に対応できる組合内部の見直しと改革を目標とし、組合員であることを誇りに思ってもらえる組合づくりを目指していく」などと述べた。
　今年度の事業計画では今まで積極的に行ってきた組織の拡大強化、後継者の育成など、組合組織運営の原点に立った事業を一歩進める施策を検討していく。
　同時に技術者集団として幅広い施工技術習得による、施工品質向上や、最新の情報・技術の習得に向けた講習会の開催など、教育・指導事業を重点項目とする。
　電材事業では引続き利用組合員の増加を目標に販売促進策を積極的に展開、配電事業では安全作業の徹底と施工品質向上・法令遵守による業務効率向上を目指していく。
　その他、調査業務では電気保安確保による安全・安心の提供に向け、気配りのある対応で品質の高い調査業務の遂行に努めていく。
　組合表彰では、電材利用特別優良組合員に６人、同優良組合員１４人、永年在籍功労組合員６人、永年勤続功労組合員１２人（２０年６人、１０年６人）の合計３８人を表彰した。