【岡山市北区】岡山県卸センター(岡山市北区問屋町15ノ11、山本一平代表理事)は11日、問屋町にぎわい創出事業の優先交渉権者に天満屋(北区表町)を代表企業とする企業グループを決定した。構成企業はベルデ企画(北区吉備津)、ティ・シー・シー(北区本町)。
同グループが提案した内容は、コンセプトが「『今』の問屋町を守り、『新しい』魅力をプラスした街づくり」、「『今』問屋町で暮らし、働く人と、『新しく』住む方、働く方、来訪される方を繋ぐコミュニティの創造」、「『過去』と『今』そして魅力的に成長する『未来』の問屋町の発信拠点」。既存の周辺店舗と共存しながら新たなにぎわい創出となる物販・飲食店舗、広域エリアからの集客が期待できる住宅展示場、地元コミュニティーと新たな街を繋ぐイベントや施設計画。今後、優先交渉権者と詳細な事業内容について検討を進めていく。
詳細な内容が確定した段階で事業内容などについて、同グループが発表することになっているが、現在のところスケジュールは未定としている。
問屋町にぎわい創出事業は、卸センターのシンボル的な役割を担ってきたオレンジホール(鉄筋コンクリート造2階建て延べ1915平方b)が老朽化していることから解体して、その跡地6970平方b(駐車場含)を借地利用し、新たなにぎわいを創出する事業者を募集していたもの。解体時期についても同ホールの使用が終わる6月末以降という以外、現在のところ決まっていない。
「提供:建通新聞社」