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　東京都教育委員会は「都立学校施設における非構造部材の耐震化計画」を変更した。つり天井などの耐震状況調査の結果を改めて見直したところ、84校で武道場などの対策が必要な施設と、51校で昇降口などで特定天井に該当する場所が判明したため。武道場などは新たに判明した84校を加えた１２０校の対策を２０２０年度末までに、昇降口などは51校への対応を22年度末までにそれぞれ実施する考えだ。
　都はこれまで、34校の体育館と54校の武道場・講堂・屋内プールを対象に、つり天井や照明器具、バスケットゴールなどの非構造部材の落下防止対策を展開。体育館は16年度末、武道場などは18年度末までに対策を完了させる計画だった。
　ことし１月に国土交通省から依頼のあった特定天井の耐震改修状況の調査に合わせ、改めて対象施設を見直したところ、文部科学省の基準に該当する特定天井のある施設（報告漏れの施設）が84校で見付かった。また、昇降口や視聴覚室などのつり天井で、国交省の定める特定天井に該当するものが51校にあることも新たに分かった。そこで、耐震化計画にこれらの施設を加え、武道場などについては17〜20年度の４カ年で１２０校、昇降口などは20〜22年度の３カ年で対策を実施することを定めた。
　今後、対策を実施する学校は次の通り。
【武道場等】足立西高校▽足立東高校▽荒川商業高校▽南葛飾高校▽六本木高校▽広尾高校▽竹早高校▽向丘高校▽工芸高校▽忍岡高校▽六郷工科高校▽芝商業高校▽晴海総合高校▽両国高校▽日本橋高校▽墨田川高校▽本所高校▽東高校▽城東高校▽大江戸高校▽第三商業高校
　▽墨田工業高校▽橘高校▽松原高校▽世田谷泉高校▽西高校▽豊多摩高校▽荻窪高校▽狛江高校▽小山台高校▽雪谷高校▽田園調布高校▽桜町高校▽深沢高校▽園芸高校▽桜修館中等教育学校▽高島高校▽桐ケ丘高校▽飛鳥高校▽王子総合高校▽鷺宮高校▽大泉高校▽光丘高校
　▽田柄高校▽大泉桜高校▽第四商業高校▽農芸高校▽稔ケ丘高校▽町田総合高校▽野津田高校▽成瀬高校▽小川高校▽永山高校▽若葉総合高校▽八王子東高校▽松が谷高校▽日野高校▽砂川高校▽調布南高校▽府中高校▽府中西高校▽武蔵高校
　▽久留米西高校▽清瀬高校▽田無工業高校▽拝島高校▽武蔵村山高校▽多摩高校▽羽村高校▽青梅総合高校▽上水高校▽瑞穂農芸高校▽小平西高校▽国分寺高校▽東村山西高校▽三宅高校▽富士高校▽農業高校▽多摩科学技術高校▽豊島高校▽総合芸術高校▽青山高校（屋内プール）▽工芸高校（屋内プール）▽浅草高校（屋内プール）
【昇降口等】戸山高校▽葛飾商業高校▽新宿山吹高校▽白鴎高校▽芝商業高校▽晴海総合高校▽小岩高校▽紅葉川高校▽大江戸高校▽葛西工業高校▽芦花高校▽杉並高校▽大崎高校▽小山台高校▽目黒高校▽桜町高校▽総合芸術高校▽国際高校▽文京高校▽大山高校▽赤羽商業高校▽北豊島工業高校▽第四商業高校▽成瀬高校▽山崎高校
　▽町田工業高校▽富士森高校▽翔陽高校▽立川高校▽第五商業高校▽府中工業高校▽南多摩中等教育学校▽東久留米総合高校▽多摩科学技術高校▽田無工業高校▽秋留台高校▽東村山西高校▽大島高校▽八丈高校▽葛飾ろう学校▽足立特別支援学校▽墨東特別支援学校▽久我山青光学園▽志村学園▽八王子東特別支援学校▽調布特別支援学校▽府中けやきの森学園▽小平特別支援学校▽清瀬特別支援学校▽久留米特別支援学校▽青峰学園

提供：建通新聞社