建設新聞社
2017/04/13
【東北・福島】福島第一廃炉推進カンパニーが原発敷地内に雑個体焼却炉設備建屋を建設
東京電力ホールディングスの社内分社である福島第一廃炉推進カンパニー(福島県大熊町夫沢北原22 内田俊志バイスプレジデント兼福島第一原子力発電所長)は、第一原発敷地内に雑個体焼却炉設備建屋の建設を計画し、竹中工務店で設計を完了させた。
現在、廃炉に向けた作業が進む第一原発構内では、伐採木やガレキなどのほか、使用済みの保護衣(タイベック)を大量に保管している。
この建物は、放射線に汚染され構内に仮置きしている個体のうち、可燃物について焼却・減容化するための施設で、焼却灰はドラム缶に詰めて構内に保管する計画。
計画によると、施工地は大熊町夫沢北原22ほか地内の敷地348万5241・03平方bで、施設規模はRC・S・SRC造5階建て、延べ9110・71平方bとする。
近く施工業者を決定し、6月初旬の着工、2020年2月末の完成を目指す。
提供:建設新聞社