北海道建設新聞社
2017/04/13
【北海道】札幌・中央区のNTTセミナーセンタが閉所へ−敷地面積2万m²
NTT東日本―北海道(本社・札幌)は12日、札幌市中央区南22条西7丁目にある、研修施設のNTT北海道セミナーセンタを閉所すると発表した。閉所予定日は2018年6月30日。敷地面積は約2万m²あり、今後の動向が注目される。
施設は札幌市電通沿い、市立柏中の南西側向かいに位置。1944年に最初の建物が建設されて以降、69年にかけて増改築が進められた。
敷地面積は1万9908m²。研修棟や宿泊棟、体育館など建物の延べ床面積は1万7848m²ある。土地・建物はNTT東日本が所有する。
当初は社内研修施設だったが、92年から一般企業や教育機関などに広く開放されている。これまでも補修などを行ってきたが、建物の老朽化が進み、維持し続けるには費用がかかることなどから閉所を決めた。
今後の活用について、NTT東日本―北海道の広報では「何も決まっていない」としている。
一帯は建ぺい率60%、容積率200%の第2種中高層住居専用地域。