建通新聞社(神奈川)
2017/04/12
【神奈川】MM21・43街区に新キャンパス 4・7万u、18年9月着工 神奈川大学
神奈川大学(横浜市神奈川区、正野幸延理事長)は、横浜市西区のみなとみらい21(MM21)中央地区・43街区に新キャンパスを設ける。「『国際・日本』の融合した未来『創造・交流』キャンパスの展開」をコンセプトに、鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下1階地上21階建て延べ床面積約4万6600平方bの施設=イメージ図=を建設する。5月に基本計画・基本設計をスタートし、2018年9月の着工、20年11月の完成、21年4月の開設を目指す。
横浜市がMM21中央地区・43街区(西区みなとみらい4ノ5ノ1他)の開発事業者公募で同大を事業予定者に選んだもの。
新キャンパス施設は1〜3階に図書館やラーニングコモンズ、多目的ホール、ワールドビュッフェ、各種ラウンジなど、4階以上に大学施設や研究施設、レセプションホールなどを配置。新たな国際系学部の開設やグローバル系学部の集約を行う他、あらゆる「人」が集い「知」が交流する拠点(ソーシャルコモンズ)を低層部分に設け、大学機能だけでなく新しい学びとにぎわいの場を提供するとしている。
エリアマネジメントにも積極的に参画することで、学生約5000人を含め年間延べ10万人規模の来街者を見込む。災害時には多目的ホールや各種ラウンジ、講義スペースなどを利用できるようにする方向だ。
提供:建通新聞社