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　世田谷区は、老朽化による区役所本庁舎などの建て替えで、新庁舎の設計者をプロポーザル方式で選定するため17日、概要を公告する。単体企業だけでなく共同企業体（ＪＶ）の参加も認めることとし、６月21日の「本庁舎等設計者審査委員会」で上位５社程度に絞り込む。８月21日〜９月１日に２次提案書を展示した上で、区民意見を取りまとめる。同月18日の公開プレゼンテーション・ヒアリングを経て、27日に審査結果を公表する。
　新庁舎の規模は延べ床面積約５万３０００平方�bを想定。世田谷総合支所機能を庁舎内に含める他、現在と同じ８００〜１０００席程度の区民会館ホール（延べ床面積約３１００平方�b）も設ける。
　区は、設計者選定作業後の10月に基本設計作業に着手し、19年度までの３カ年で基本・実施設計作業と施工者の選定を経て、20年度の着工につなげたい考え。

提供：建通新聞社