建通新聞社
2017/04/11
【大阪】ピーピーアイ・大建設計を選定 南港市場
大阪市は、中央卸売市場南港市場の再整備に向け、基本設計の公募型プロポーザルを実施し、委託予定者をピーピーアイ・大建設計共同体に決めた。基本設計の他、デザインビルド方式採用に向けた発注支援業務なども担う。納期は2018年3月30日。
計画では、整備後30年以上が経過している南港市場の再整備に向け、施設の新築や、既存施設の減築、大規模改修を行う。建設事業に当たっては、実施設計・施工・維持管理を一括するデザインビルド方式を採用する方針。18年度以降の事業者選定を見込む。
南港市場は住之江区南港南5ノ2ノ48に位置し、敷地面積は約10万平方b。新築する施設は▽大動物棟(鉄骨造2階建て延べ9500平方b程度)▽小動物棟(同6250平方b程度)▽関連施設(鉄骨造平屋2500平方b程度)▽病畜棟(同184平方b程度)▽洗車場・おがくず置き場(同220平方b程度)―の5施設。
また、減築・大規模改修の対象となるのは本館棟で、既存規模は鉄筋コンクリート他造2階一部3階建て延べ約2万3340平方b。
基本計画の策定業務はピーピーアイ計画・設計研究所(大阪市中央区)が担当した。