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　病院等の移転建替えを進める宮崎市郡医師会（川名隆司会長）は、設計段階から施工業者が関与するＥＣＩ方式を採用し、公募型プロポーザルで、実施設計技術協力事業者（施工予定者）の選定に関する実施要領を公告した。施工者の独自技術や経験・知識等を設計に反映するとともに、建設労務者の不足や高騰する建設コストの現状を踏まえ、確実な施工に結びつける。
　建設地は、宮崎市柏原および有田（敷地面積約４万5000�u）。病院棟や看護専門学校棟、エネルギーセンターなど５棟で、延べ面積約３万�u。基本・実施設計（担当・久米設計）は８月から2018年４月まで、同年10月の着工、20年８月の開院を目指す。
　参加申込書等の提出は14日まで。８月上旬には結果を通知する。最終的に、基本設計をまとめた際の基準（契約目標）金額（132億円）の範囲内に収めるように発注者および設計者、施工予定者の三者が共同して取り組む。
　プロポーザルの実施要領は同会のホームページからダウンロードできる。