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鹿児島建設新聞
2017/04/11

【鹿児島】指宿市サッカー・多目的グラウンド整備/基本計画策定へプロポ

 指宿市は、サッカー・多目的グラウンドの整備で、基本計画策定に向け、業者選定の公募型プロポーザルを実施する。18日まで参加表明書、28日までに技術提案書を受け付け。一次審査で5者程度を選定し、ヒアリングのあと、5月下旬に最優秀提案者を決定する。委託期限は8月16日まで。9月補正予算で実施設計費を計上したい考えだ。供用開始は2020年度内を予定。
 整備予定地は、同市東方新田地区の約8万6000u。天然芝のメーングラウンド1面(117m×80m)には、観客席(一部芝席)を設け、観覧スペースも含めた総収容人員は1500〜2500人。このうち、スタンドベンチは800〜1200席程度を想定し、屋根の設置を検討する。移動式電光掲示板や5〜10mの防球ネット、ポップアップスプリンクラー(48カ所)等も併設する方針。
 人工芝のサブグラウンド(115m×78m)には、LEDの照明設備や散水設備を設置する見込み。
 多目的グラウンドの芝整備は、日本サッカー協会(JFA)が自治体に無償で芝生のポット苗を提供し、市民等が0.5m間隔で植えていくプロジェクト事業の導入を検討する。面積は1万u以上。
 クラブハウスは、メーンとサブのグラウンド間に予定。管理室や選手控室、会議室、シャワー室、医務室、授乳室等を配置する。
 駐車場は、メーンとサブで600台分以上を確保したい考えだ。
 17年度当初予算には基本計画策定費として800万円を計上した。

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