足立区は4月5日、学校法人東京女子医科大学(新宿区)と、「東京女子医科大学東医療センター」の整備に向けた覚書を締結した。2015年に両者が取り交わした移転への覚書から一段階進み、施設の計画がより具体化。開設予定時期は21年度だ。
荒川区西尾久にある同センターを、足立区江北4ノ22、23の都有地を候補に移転する。土地面積は約2万6500平方b。土地は東京女子医大に50年間貸し付ける。最初の20年間は無償とし、それ以降は10年単位で更新。有償か無償かは決まっていない。
病院の規模は、延べ床面積で4万4000平方b〜約4万9500平方bを想定。ベッド数は450床。
今回の覚書に基づき両者は、基本協定書の締結に向けた協議に入る。基本協定では、土地の確定面積、貸付時期、診療科目、建設助成費などに道筋を付ける。
提供:建通新聞社