越前市は、17年度当初予算に「北陸新幹線南越駅周辺整備事業費」として7億4870万円を盛り込んでいる。今年度は周辺施設の用地取得および用地測量等や駅前広場(面積4900平方メートル)の詳細設計に取り組む方針。
内訳は設計委託料430万円、用地測量委託料1250万円、用地補償費7億3093万円などとなる。
計画によると、23年度開業予定の南越駅(仮称)周辺を交流促進の起点にしようと整備を進めるもので、駅西側の約2・3ヘクタールには駅前広場や道の駅としての観光交流センターなどを整備。駅東側約1・8ヘクタールではP&R駐車場や東口広場、外周道路が配置される。
道の駅に関しては、現在整備手法について検討がされており、今年度中には結論へと運びたい考え。施設面積は約4700平方メートルを想定。順調ならば18年度に設計に着手する。なお、駅周辺や道の駅の着工は、共に19年度を見込んでいる。