フジサンケイグループのデベロッパーで、フジ・メディア・ホールディングスが100%出資するサンケイビル(東京都千代田区大手町、飯島一暢社長)は6日、金沢市高岡町で計画している「(仮称)金沢南町ホテル開発プロジェクト」を正式に発表した。日本海側への進出は初めて。
ホテルの建設規模はS造12階建て延べ約5200平方メートル。客室数はダブルおよびツインルームが計164室。場所は同市高岡町110番2ほかで敷地面積が965・61平方メートル。3月27日付けで用地を取得した。
計画地は金沢中心部の武蔵ヶ辻と香林坊の中間に位置し、百万石通りから一本入った角地。兼六園や近江町市場、武家屋敷などへ徒歩でアクセスできる。
ホテル運営は同グループ傘下のグランビスタホテル&リゾート(東京都中央区新川、須田貞則社長)が行い、グランビスタの新ホテルブランドシリーズとして2018年度中の開業を予定している。