四市複合事務組合は7日、習志野市内に計画する(仮称)第2斎場新築工事のダイレクト型一般競争入札について公告した。建築工事、電気設備工事、空調設備工事、給排水衛生設備工事の4件に分離して発注。予定価格(消費税を除く)は建築工事40億9000万円、電気設備工事11億9100万円、空調設備工事6億9450万円、給排水衛生設備工事3億9310万円で、最低制限価格は事後公表。いずれの工事も2社構成のJV発注で、入札書郵送到着期限日は4月27日、開札日は5月2日。
参加資格は、同組合を構成する船橋市、習志野市、八千代市、鎌ケ谷市(代表者はすべて、構成員はいずれか)の入札参加資格名簿に各業種(建築一式工事、電気工事、管工事)で登載され、代表者は5年以上の営業実績を有すること。また、JVの代表者に地域要件はないが、構成員は船橋市、習志野市、八千代市、鎌ケ谷市のいずれかに本店があること。
建築工事に関しては、JVの代表者は建築一式工事の経審における総合評定値(P)が1500点以上で、過去15年以内に工事が完成し引き渡しが済んだ国等または地方公共団体が発注したRC造またはSRC造、1棟あたり延べ7500u以上の元請実績(JVの場合は代表者に限る)があること。また、構成員は同総合評定値(P)が800点以上で、過去15年以内に国等または地方公共団体が発注したRC造またはSRC造の新築の元請実績(JVの場合は出資比率30%以上)を有すること。
電気設備工事に関しては、JVの代表者は電気工事の経審における総合評定値(P)が1400点以上、構成員は同800点以上で、施工実績は建築工事の代表者、構成員の各施工実績に準じる。
空調設備工事及び給排水衛生設備工事に関しては、JV代表者はいずれも管工事の経審における総合評定値(P)が1300点以上、構成員は同800点以上で、施工実績は建築工事の代表者、構成員の各施工実績に準じる。
(仮称)第2斎場は、習志野市茜浜3−38−4他の土地2・5haに建設が計画されている。設計は山下設計が担当。組合では昨年12月に習志野市と土地売買契約を締結し、計画地内既存建築物等解体工事を丸徳興業(千葉市稲毛区轟町5−3−11)へ発注。また、15年度には、火葬炉設備請負候補者として富士建設工業を選定している。
計画規模(付属建築物含む)は、RC一部S造地上2階(一部エレベーター室等3階)建て、建築面積6292・56u、延べ9904・24u。火葬炉15基(当初12基設置)、告別室・収骨室各5室、待合室大12室・小3室、式場大2室・小2室、霊安室(遺体保管室12基)等を配置。工期は2019年6月28日まで。