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日刊建設タイムズ社
2017/04/07

【千葉】総合評価一般競を公告/東総地区広域組合/広域ごみ処理施設/入札参加5月17日まで受付

 東総地区広域市町村圏事務組合(旭市ハの612番1、管理者・明智忠直旭市長)は、DBO方式で実施する「広域ごみ処理施設整備及び運営事業」の総合評価一般競争入札を7日に公告する。入札参加資格審査申請書の提出を5月17日まで受け付け、入札書及び事業提案書の提出期限が8月18日。予定価格の上限額は設計・建設業務209億9000万円、運営・維持管理業務165億1000万円の合計375億円(消費税抜き)。最低制限価格は設定しない。
 同施設の建設場所は銚子市野尻町地先。敷地面積は約4万8000u。主な施設は、高効率ごみ発電施設とマテリアルリサイクル推進施設のほか、管理棟、ストックヤード、車庫、洗車棟など関連施設。ごみ処理施設は処理方式がシャフト炉式ガス化溶融方式で、施設規模が204t/日(102t/日×2炉、1日当たり24時間)。リサイクル推進施設は処理方式が選別、圧縮梱包で、施設規模は缶類3・7t/5h、ペットボトル2・8t/5h。
 事業スケジュールは、来年1月の組合議会の議決を経て契約を締結。契約締結後に設計に入り、2021年3月末の竣工を目指す。また、落札者は特別多目的会社(SPC)を設立し、同年4月から運営を開始する。運営期間は41年3月までの20年間。
 昨年12月に実施方針を公表。実施方針では、応募者の資格要件を設計・建設、運営の各業務を行う企業グループとした。プラントの設計・建設を行う者の要件は、@構成市すべての16・17年度入札参加資格者名簿に清掃施設工事として登載A施設規模が日量102t以上かつ炉構成が2炉以上で連続運転式一般廃棄物焼却施設(シャフト炉式ガス化溶融方式に限る)の建設実績B06年1月以降かつ入札公告の前日時点までに稼働開始している施設の元請としての設計・建設実績C一般廃棄物焼却施設をDBO方式により元請で受注した実績――など。
 建築物等の設計・建設を行う者の要件は、@構成市すべての16・17年度入札参加資格者名簿に建築工事一式工事として登載A特定建設業の許可を受け経営事項審査の総合評定値が1500点以上B一般廃棄物焼却施設の建築物の設計・施工の元請実績――など。
 運営業務を受託する者の要件は、施設規模が日量102t以上かつ炉構成が2炉以上の連続運転式一般廃棄物処理施設(シャフト炉式ガス化溶融方式に限る)の連続一般廃棄物焼却施設をDBO方式により元請で受注した実績があることなど――としていた。
 広域ごみ処理施設整備及び運営事業に係る事業者選定アドバイザリー業務は八千代エンジニヤリング、アンダーソン・毛利・友常法律事務所が担当。k_times_comをフォローしましょう
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