九州地方整備局は、熊本地震からの復旧・復興を加速するため、4月1日付で「熊本復興事務所」を新設した。事務所位置は、阿蘇郡南阿蘇村河陽3574で、村が新庁舎完成に伴い閉庁した長陽庁舎を活用する。
現地で高度な専門技術支援を行う国土技術政策総合研究所(茨城県つくば市)の「熊本地震復旧対策研究室」も併設する。
所掌する事業は、阿蘇大橋地区で発生した大規模斜面崩落の対策工事と、権限代行による国道325号、県道熊本高森線、村道栃の木〜立野線、国道57号の道路災害復旧。事務所と研究機関が一体となって速やかな課題解決と早期の復旧・復興を目指す。
事務所長には、前九地整道路部道路計画第二課長の芳樹氏が就任。執務環境を整え次第、庁舎で本格的に業務を開始する。
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