再生トナーカートリッジ製造などのエネックス(福井市花堂中2丁目、梅田礼二代表取締役社長)による「エネックス加賀工場第二期工事」の地鎮祭が5日、加賀市山中温泉菅谷町の建設予定地で執り行われた。梅田社長ら関係者約30人が出席し、今後の安全施工を祈願するとともに着工を祝った。
地鎮行事では、梅田社長が鎌入れ、設計を担当する技建工業一級建築士事務所の辻北斉氏が鋤入れ、施工を担当する技建工業の上田祐広代表取締役社長が鍬入れを行った。
児童数の減少に伴い、閉校した加賀市立菅谷小学校の運動場部分に新たな工場を整備するもの。
建設規模は、S造2階建て延べ2837・15平方メートル。同工場では、主に化粧品の材料やリサイクルトナーを生産する。9月の完成を目指す。
席上、梅田社長は「今回の第二期工事で再生トナーの業界ナンバーワンになっていく。化粧品の材料という新しい事業の柱もつくる」などとあいさつし、来春の着工を予定する第3期工事にも言及した。
第二期工事の電気設備は岡澤電気商会、機械設備は三谷産業が担当する。