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日本工業経済新聞社(群馬)
2017/04/05

【群馬】上信自動車道建設事務所の開所式が開催

上信自動車道建設事務所の開所式が5日、東吾妻町にある事務所で執り行われた。事務所は、県八ッ場ダム水源地域対策事務所と併設されており、職員15人体制で事業にあたる。地元県議である南波和憲議員、萩原渉議員のほか、上信自動車道建設促進規制同盟会のメンバーでもある吾妻群および渋川市の幹部や国交省高崎河川国道事務所の堤啓所長、国交省八ッ場ダム工事事務所の矢崎剛吉所長を迎え、開所を盛大に祝福した。
冒頭、県県土整備部の中島聡部長が「上信自動車道は、吾妻地域のさらなる発展と八ッ場ダムの生活再建に重要な役割を果たすことになる。一日も早い開通に向けて県土整備部一丸となって全力で取り組んでいく」とあいさつ。
来賓からは南波県議が「期成同盟会の発会式から30年以上にわたり活動を続けてきた。これから吾妻地域に高くつち音が響くことになる。一刻も早い完成を祈念したい」と話した。続いて萩原県議が「将来的には長野県東御市の上信越自動車道東部湯の丸インターチェンジ付近までの路線となることを念頭においてこれから事業を進めてほしい」と呼び掛けた。
同事務所の金子弘所長は「八ッ場ダム完成までの一部開通と早期の全線開通に向けて職員一丸となって建設促進を図っていく」と意気込んだ。
その後、県県土整備部の清野哲哉技監の発声で乾杯が行われ、事務所の開設を祝福しあった。
上信自動車道は、7つの交通軸構想のうち吾妻軸を担う路線。同事務所の所管は、東側から◇国道353号祖母島箱島バイパスの一部◇国道353号吾妻東バイパス2期◇国道145号吾妻東バイパス◇国道145号吾妻西バイパス−−の4区間の約22q。