高岡市は、高岡・砺波スマートインターチェンジ(IC)に近接する戸出西部金屋地区で、15・9ヘクタールの産業団地の造成を計画している。20年度の分譲開始を目指す。
17年度は測量および基本設計に取り組む。当初予算(工業団地造成会計)に4321万1000円を盛り込んだ。
対象地はスマートICから北側約500メートルに位置。戸出西部金屋、オフィスパーク、グリーンパーク、戸出石代にまたがる。高岡斎場を挟んで北側6・15のヘクタールと南側9・75ヘクタールに分けて産業団地が造成される。北側は高岡オフィスパークに接する。現在は田。
市では、地元説明会を開くなど地権者らと協議を進めていく。測量や設計を経て、用地取得を目指す。市の産業団地としては10カ所目となる。
今回の対象地を含む38・8ヘクタールは16年に市街化区域編入された。用途地域は工業地域。地区計画では、産業業務施設と物流業務施設を主体とした土地利用を図るとする。なお、地区内の9・2ヘクタールは公共施設として新防災センターが整備される。