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建通新聞社
2017/04/03

【大阪】近畿地整17年度発注見通し全1121件

国土交通省近畿地方整備局は、2017年度の発注見通しをまとめ、4月3日付で公表する。予定案件数は、工事497件、建設コンサルタント業務等624件の全1121件。工事案件のうち、政府調達協定対象(WTO)は19件(再掲分2件含む)、本官工事は22件が盛り込まれた。
 工事発注規模50億円以上を見込むWTO案件は、土木が、大野油坂道路関連の荒島第2トンネル西勝原地区工事、下山地区工事、新長野トンネル工事と、冠山峠道路関連の第2号トンネル工事の4件で、いずれも第3四半期に発注する。建築は、平城宮跡歴史公園第一次大極殿院南門復原整備工事の1件で第2四半期に発注する計画だ。
 WTO19件を工事場所別に見ると、福井県が9件(大野油坂など)で最も多く、以下、兵庫県の3件(日高豊岡南道路など)、和歌山県の3件(有田海南道路など)、大阪府、奈良県、京都府、滋賀県の各1件となった。大阪府下の1件は大和川河川事務所庁舎新築工事で、第3四半期の発注を見込む。
 本官工事は、土木系9件、建築系13件の内訳。土木系では、日高豊岡南道路祢布川橋下部工事や足羽川ダム転流工事など、工事発注規模が3億〜7億4000万円の案件が盛り込まれた。
 建設コンサルタント業務は一般競争入札32件、簡易公募型プロポーザル128件、簡易公募競争入札327件、公募型競争入札5件、随意契約2件、通常型指名競争入札113件、標準プロポーザル17件の内訳。簡易公募型競争案件では、大和御所道路や大和北道路、すさみ串本道路関連が目立った。