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建設経済新聞社
2017/04/03

【京都】元立誠小跡に宿泊や商業施設等 ヒューリックの提案に決定

 京都市は3月31日、プロポーザルで選定していた元立誠小学校跡地活用に係る契約候補事業者について、ヒューリック梶i代表取締役社長吉留学氏、東京都中央区)に決めたと発表した。
 同社の提案によると、「文化が集まり、出会いが生まれ、多様なにぎわいが地域に広がる複合施設」として▽文化事業スペース(立誠ホール)、図書館▽屋外オープンスペース(立誠ガーデン)▽宿泊施設(約200室)、商業施設(京文化しん発見プラザ、立誠テラス)▽自治会活動スペース(立誠コミュニティスクエア)などを整備する計画。
 既存施設は講堂等一部は解体する。跡地に宿泊施設や商業施設、文化事業スペース(立誠ホール)などが入る複合施設を建設する。
 貸付希望期間は60年間。貸付希望価格は2億3000万円(年額)。
 4月末頃に基本協定書を締結し、その後、事前協議会の開催、貸付契約締結となる。
 元立誠小学校跡地(京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310−2)は木屋町通沿いに立地し、敷地面積は4933・12u(実測面積)。用途地域は商業地域(指定建ぺい率80%、指定容積率700%)。
 建物は校舎(北)がRC造地下1階地上3階建、延1939u(面積は概測。昭和2年築/Is値0・2)、校舎(南)がRC造3階建、延1699u(面積は概測。昭和3年築/Is値0・2)、講堂(屋内運動場)がRC造平屋建、337u(面積は概測。昭和2年築/Is値0・24)。その他に便所がある。敷地内には関電柱(本柱1本、支線2本、暗渠1本)、電話柱(1本)、ガス管(2本)がある。