豊根村は、学校給食共同調理場の移転新築を計画しており、2017年度事業で建設地の敷地造成と施設設計に着手する。当初予算には事業費として約1600万円を盛り込んだ。
同計画は、既設調理場の老朽化対策として進めるもので、新調理場は上黒川地内の豊根中学校隣接地に建設する。現在、建設用地の取得に向けた交渉を進めており、用地を取得した後に敷地造成工事に着手する他、新施設の建築設計を行う。
豊根中学校には、小学校とこども園が併設されており、全生徒数は87人。今後の生徒数の推移などを想定しながら、設計の中で新施設の規模などを検討する方針。
現在の学校給食共同調理場は、施設の老朽化に加え、耐震基準を満たしていない。現地での建て替えが不可能なため、移転新築する方針を打ち出した。
同村では今後、18年度の建設着手、19年4月の稼働開始を目指す。既存施設は新施設完成後に解体する予定。
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建通新聞社