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　加茂市と田上町で組織する加茂川水系改修促進期成同盟会は２９日、１６年度の総会を加茂市内で開催した。加茂川と下条川のかさ上げ工事、堆積土砂撤去の推進などを決議し、国・県など関係機関に対し要望を行っていくことを確認した。
　総会には同盟会会長の小池清彦市長、副会長の佐藤邦義町長、両市町議会議長らが出席。議事では、１６年度事業・収支決算報告のほか、１７年度事業計画・収支予算を承認したほか、「加茂川の堤防かさ上げ・河道掘削工事」、「加茂川下流部の堆積土砂撤去」、「下条川下流部の堆積土砂撤去」、「下条川の堤防かさ上げ・河道掘削」、「下条川上流の河道掘削」、「大正川排水ポンプの増設」、「布施谷川下流部の堤防かさ上げと排水ポンプの能力増強」、「信濃川下流の分水路増設」の早期着手と推進を決議した。
　また、県三条地域振興局地域整備部から宮野岳部長、逢坂康之治水課長が出席し、工事の進ちょく状況などを説明した。