石川県教育委員会スポーツ健康課は、県西部緑地公園陸上競技場(金沢市袋畠町)の「大型映像装置・音響設備」更新工事について、設計・施工一括のプロポーザル方式で発注する方針だ。
新たな大型映像装置は日本海側で最大規模の画面サイズが見込まれ、LED化によって映像の鮮明化を図るとともに、スローリプレイ機能の導入等も行い、機能面を大幅に向上させる。一方、音響設備も競技場全体にスピーカーを配し、明瞭性を高める。
県では、4月下旬にも仮設の映像装置を据え付ける。陸上やサッカー競技などの利用が終了する11月末以降、現場での更新工事に取り掛かり、18年2月末のリニューアル完了を目指していく。
今年度3月第1次補正予算に所要の費用として6億400万円を盛り込んでいる。
なお、既存の大型映像装置は設置から20年以上が経過して老朽化が著しく、交換部品の調達にも苦慮する状況だった。