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　　神奈川県教育局は、２０１７年度の「教育施設等保全管理業務」の委託先を選定するための一般競争入札を公告した。「高等学校」と「特別支援学校等」に分けて入札する。学校施設の小規模な修繕に関し、調査・設計から入札等施工業者の選定、工事監理・検査等までの一連の業務を外部に委託するための入札。競争入札参加資格確認申請書などの提出を４月４日まで受け付ける。入札は４月19日を予定。
　教育局は、教育施設の維持保全と整備について、年度ごとに修繕箇所をまとめ、調査・設計から入札等施工業者の選定、工事監理・検査等を含めた修繕工事の実施、瑕疵（かし）保証工事に関する一連の業務などを一括して外部に委託。民間のノウハウを生かした安全・快適な教育環境の確保を図っている。
　今回、17年度分について、「高等学校」と「特別支援学校等」に分けて受託者を募る。
　「高等学校」は県立１４３校、「特別支援学校等」は特別支援学校27校、中等教育学校２校、社会教育施設等13施設の工事等が対象。契約期間は18年３月31日まで。
　「高等学校」での17年度特記事項として、「公立及び国立学校施設における天井等落下防止対策の一層の推進について」に基づき、引き続き特定天井の落下防止対策に取り組むこと。また、17年度から高等学校ではトイレの環境整備事業（トイレ洋式化工事）が計画的に実施されるので、工事期間、区域など調整にあたっては十分な注意を要することを明記している。
　入札参加資格は、�@「総合建物管理の委託」または「建物設備保守管理委託」のいずれかに登録されている者で、「Ａ」または「Ｂ」の等級に区分されている�A「設備設計（建物付帯設備の設計等）」「建築設計」の両方に登録されている者−のいずれか。神奈川県内に本店、支店または営業所を有する者。１級建築士事務所登録をしている者など。
　提供:建通新聞社