日本工業経済新聞社(茨城)
2017/03/29
【茨城】県人事異動を発表
県の新年度定期人事異動が27日に発表された。新土木部長に富永幸一土木部総括技監を起用。総括技監には古平祐次技監兼検査指導課長が就く。新一真都市局長は留任。企画部長には国土交通省から盛谷幸一郎総合政策局政策課政策企画官が転入する。農林水産部では、農地局長に根本力農村計画課長。企業局では、次長に井坂良土木部技監兼下水道課長が転入する。
新年度の異動は1634人で、例年並みの規模となった。局新設など比較的大きな組織改正のあった昨年度に比べると95人の減。
幹部職員では、本庁正部長に8人を登用。土木部長の富永氏、企画部長の盛谷氏のほか、農林水産部長に櫛田浩司総務部次長兼行財政改革・地方分権推進室長。理事兼政策審議監に齋藤章農林水産部次長、生活環境部長に近藤慶一保健福祉部理事兼次長、会計管理者に森田百合子女性政策統括監が就任する。総務部長には中根一明国体・障害者スポーツ大会局長が就任し、中根氏の後任に石田奈緒子保健福祉部次長を登用する。
新土木部長となる富永氏は、東京大学工学部を卒業後、1981年に入庁。土木部企画監、港湾課長、技監兼常陸大宮土木事務所長を歴任。15年4月から都市局長、16年4月から総括技監に就いていた。
土木部の部長級を見ていくと、次長に小澤正哉国体・障害者スポーツ大会局次長、技監兼検査指導課長に藤田幹雄技監兼公園街路課長、藤田氏の後任に鈴木俊二高萩工事事務所長が就く。
また水戸土木事務所長に伊藤敦史土浦土木事務所長、技監兼常陸大宮土木事務所長に富田広美筑西土木事務所長、土浦土木事務所長に小杉俊一技監兼港湾課長、技監兼筑西土木事務所長に渡辺功都市整備課長。
課長級では、監理課長に池元和典広報広聴課長、用地課長に皆川桂一土浦土木事務所次長兼総務課長、検査指導課首席検査監に鈴木真司検査指導課技佐兼検査監、港湾課長に二川浩茨城港湾事務所長、都市整備課長に渡辺紀之道路建設課高速道路対策室長、下水道課長に大野谷祐二つくば地域振興課沿線整備調整室長。
そのほか、高萩工事事務所長に西野清敬河川課ダム砂防室長、鉾田工事事務所長に川ア正博茨城港湾事務所技佐兼日立港区事業所長、境工事事務所長に瀬川潔検査指導課首席検査監、鹿島下水道事務所長に今宮泉事業推進課技佐が就く。
港湾関係では、茨城港湾事務所長に皆川和彦検査指導課技佐兼課長補佐(技術総括)、茨城港湾事務所技佐兼日立港区事業所長に野口英之鉾田工事事務所次長兼道路河川整備課長、鹿島港湾事務所長兼保安調整監に平田正水戸土木事務所次長兼道路整備第一課長。
農林水産部では、次長に今野憲太郎農林水産省消費・安全局総務課課長補佐(総括)と佐藤明彦産地振興課長、県西農林事務所長に白土裕司水・土地計画課長が就任。農村計画課長には石井昌広農地整備課国営事業推進室長が就任し、石井氏の後任に豊田雄一郎稲敷土地改良事務所長が就く。
このほか、農村計画課首席検査監に中山英治境土地改良事務所長、農地整備課長に飯岡輝夫県南農林事務所次長兼企画調整部門長が異動する。
企業局では、総務課企画経営室長に高崎武夫地域計画課ひたちなか整備室長、施設課首席検査監に山中博河川課技佐兼課長補佐(技術総括)、県南水道事務所長に野上邦男鹿島港湾事務所長兼保安調査監、県西水道事務所長に横田弘紀長寿福祉課技佐が転入する。また中央水道事務所長には、篠塚正樹県南水道事務所阿見浄水場長が就く。