岡山市は、今幼稚園・保育園園舎改築の設計をベン建築設計(岡山市北区)、鹿田幼稚園・保育園園舎改築の設計を猪子建築事務所(同)の落札に決めた。いずれも幼保連携型認定こども園とするもので、工事は2018年度から2カ年で行う予定。20年度の開園を目指している。
今幼稚園・保育園施設(北区今7ノ16ノ43)は、園舎棟(鉄骨造2階建て延べ2000平方b〈昇降機設備、太陽光発電、複層ガラス〉)と車庫・倉庫棟(同造2階建て延べ471平方b〈電動シャッター、給排水・照明器具、洗車場・自転車置き場・倉庫〉)を整備する予定。
定員は260人で、所要室は、保育室が13室、遊戯室、職員室、休憩室、調理室、多目的室など。既存の幼稚園園舎棟(鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ1473平方b)と倉庫・車庫棟は解体する。
また、鉄骨造2階建て延べ538平方bの仮設園舎を新築する。外構工事は、園舎内通路舗装、境界フェンス・植栽帯、雨水排水・散水設備、駐車場、駐輪場、外灯・照明設備他、屋外便所・遊具倉庫を想定。
鹿田幼稚園・保育園施設(北区大供表町16ノ10他)は、幼稚園敷地内に園舎棟(鉄骨造3階建て延べ2600平方b)、保育園敷地内に管理室棟(同造平屋100平方b)を整備する予定。設備工事は、昇降機設備、太陽光発電、複層ガラス加算、給排水ガス設備切り回し工事。
定員は300人で、所要室は、保育室が15室、遊戯室、職員室、休憩室、調理室、多目的室など。既存の幼稚園園舎棟(鉄筋コンクリート造2階建て延べ1496平方b)と保育園園舎棟(同造平屋656平方b)は解体する。
また、鉄骨造2階建て延べ786平方bの仮設園舎を新築する。外構工事は、園舎内通路舗装、境界フェンス・植栽帯、雨水排水・散水設備、駐車場、駐輪場、外灯・照明設備他、遊具新設などを想定している。
「提供:建通新聞社」