日本工業経済新聞社(群馬)
2017/03/28
【群馬】金精道路の除雪状況を視察
県沼田土木事務所は23日、国道120号(金精道路)で除雪状況の視察を行った。当日は早朝から片品村役場に同村議員や村・県職員など20人が集まり、マイクロバスで除雪現場に向かった。
国道120号では例年12月中旬から4月末ごろまで冬期閉鎖を実施。春の開通に向け、ロータリー除雪車や凍結路面切削作業車、除雪ドーザーを用いて、路面除雪などを行っている。
同線では第6回日光白根ヒルクライム(自転車レース)が、4月23日に開催されることから、準備期間を考慮し、4月18日までに除雪作業を完了させる。その後の25日の開通予定日までに法面や路面の点検を進めていく計画。
過去10年間の平均降雪深が約300pのところ、今年は約350pを記録。参加者は現場周辺の積雪量に驚きつつも、除雪作業の手際の良さに感心していた。