中日本高速道路と敦賀市が整備を進めた舞鶴若狭自動車道「敦賀南スマートインターチェンジ」の開通式が25日、現地周辺で行われた。舞若道で初のスマートICとなり、地域活性化や幹線道路の混雑緩和が期待されている。
式典では、主催者を代表して渕上隆信市長が「来年度の福井しあわせ元気国体及び第2産業団地の分譲開始、22年度の北陸新幹線敦賀開業など重要な時期を迎えることから、開通を機に広域交通ネットワークのストック効果を十分に取り込み、さらなる発展につなげたい」とあいさつ。
引き続き、来賓として出席した西川一誠知事と高木毅、山本拓、助田重義衆議院議員、滝波宏文参議院議員らが祝辞を述べた。その後、ETCゲート入口付近に移動してテープカットやくす玉開披するなどして開通を祝った。
敦賀南スマートICは舞若道「若狭美浜IC」から「敦賀JCT」間(敦賀市長谷地係)に設置された。福井・小浜方面の全方向で24時間利用可能で、ETC車載器搭載の全車種(車長12メートル以下)が通行できる。
なお、メーン工事となる土木および橋りょう、舗装工事は坂川建設が担当した。