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建通新聞社(中部)
2017/03/28

【岐阜】名岐道路整備促進期成協議会が設立

 岐阜市、一宮市、各務原市、岐南町、笠松町などの8商工会議所(岐阜、一宮、各務原、岐南、笠松、柳津町、尾西、木曽川)は23日、岐南町と愛知県清須市を結ぶ「名岐道路」の整備促進に向け、「名岐道路整備促進期成協議会」を設立した=写真。名岐道路の早期事業化に向け、関係機関に要望などを行う。名岐道路整備促進期成協議会 設立総会
 設立総会では役員選任が行われ、会長に一宮商工会議所の豊島半七会頭、副会長に岐阜商工会議所の村瀬幸雄会頭を選出した。また、2017年度事業計画には名岐道路の早期事業化に向け、関係機関に要望する他、整備促進に必要な調査、研究などを盛り込んだ。
 豊島会長は「国道22号の渋滞緩和や物流機能の向上などが見込める。27年のリニア中央新幹線開業の効果を最大限生かすためにも名岐道路の整備は必要不可欠だ。官民一体となって早期整備を進めたい」と語った。
 名岐道路は名古屋高速一宮中入口から国道21号の岐南インターチェンジ(IC)を結ぶ延長約10`の地域高規格道路。整備する自治団体などは未定だが、国道22号に関連する道路となることから国へ調査の要望などを行う。岐阜市、一宮市、各務原市、岐南町、笠松町で組織する「名岐道路整備促進期成同盟会」と協力し、名古屋圏域と岐阜圏域の都市間連携の早期実現を目指す。

提供:建通新聞社(2017/03/28)