坂井市は24日、「旧大木道具店リノベーション事業」の改修活用事業者であるインテグレート(名古屋市)と協定を締結し、坂本憲男市長と村井三雄社長が懇談を行った=写真。
三国湊の中心地に位置する大正時代に建築された近代和風建築「旧大木道具店」を、外観の魅力を守りながら、三国湊の町並みに合うよう補強改修する。同社では、庶民的な洋食屋として活用する。
坂本市長は「(三国湊の)一番目立つところにあるので空き家になっているのは寂しかった。協定は本当にうれしいし、全力で応援したい」と話した。
規模は主屋がW造2階建て延べ244・31平方メートル、蔵が同119・22平方メートル。施工については地元業者を対象に選定中としている。設計は住生活環境研究所・福田設計(名古屋市中区)が担当。