全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

吹田市が募集した北大阪健康医療都市の健都イノベーションパークに進出する企業のうち、１社目の優先交渉権者としてニプロ（大阪市北区）が選ばれた。同社は約１・６�fの敷地を使い、延べ約２万７０００平方�bの研究開発管理本部や、延べ約７０００平方�bのオープンイノベーション推進施設などを整備する。提案価格は18億０７１０万円。操業開始は２０２１年ごろを予定している。
　ニプロは、研究開発本部、オープンイノベーション推進施設などを集約、統合し、国立循環器病研究センターを含む国内外の各専門機関などと緊密に連携できる環境を整備。研究開発管理本部は、人工臓器、循環器、検査・診断薬、注射・輸液の研究・開発・企画・管理などの中枢拠点を設ける。また、オープンイノベーション推進施設は、オープンラボ、研修施設などを整備。必要に応じて最新の医療機器・設備や模擬病室やシミュレータを設置し、ベンチャー企業や医療機器・医薬品に携わる企業に開放する。
　建設地は摂津市千里丘新町の５画地（ア〜オ画地）のうちイ、エ、オの３画地計１万５８３６平方�bを使う。用途地域は準工業地域で、建ぺい率60％、容積率２００％。

提供：建通新聞社