日本工業経済新聞社(茨城)
2017/03/23
【茨城】増額修正案を可決/道路河川維持費2億円/県議会予算特別委
22日の県議会予算特別委員会で、舘静馬議員(自民)が提出した2017年度一般会計予算の修正案が委員全員の賛成により可決された。道路橋梁維持工事費1億2000万円と河川維持工事費8000万円を増額するとともに、予備費から3000万円を狂犬病予防費に組み替える内容。
舘議員は提案に際し「党を代表して提出するもの。県民要望や緊急性を踏まえて、足らざるところを補った」と主旨を説明。
質疑で高崎進議員(公明)が「今後たびたび修正案を提出することにはならないか」と質したのに対しては、「今回の判断は極めて重いもの」とあくまでも特例的な対応との見解を示し、本修正案に対する知事および執行部の理解については「十分に協議した上での妥当な結論であり、合意したものと理解し本日提出した」と述べた。
なお、増額分の2億円は全額を県債で賄う。