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　新潟県交通政策局港湾整備課は１７年度、新潟港東港区西ふ頭および直江津港東ふ頭のガントリークレーンにおける製作・据付工事に新規着手する方針だ。
　９５年１１月に設置された東港区２号機の能力は吊上げ量４５トン。一方、直江津港１号機は９９年１０月設置され、能力が４６・２トン。いずれも老朽化が目立ち始めてきたことから、同規模程度のものに更新を図る。２件ともに９月議会での工事請負承認を目指していく。
　当初予算案には荷役機械本体更新工事請負・工事監理委託契約の債務負担行為として、東港区に限度額７億８０００万円、直江津に７億５５００万円を設定。期間は１８年度から１９年度まで。
　１６年の外貨コンテナ貨物取扱量（速報値）総数（空コンテナ込み）は、新潟港１６万３７９７ＴＥＵ（前年比３・４％減）、直江津港が２万８９６８ＴＥＵ（同０・２％減）となっている。