御嵩町は、耐震性が著しく低い役場庁舎の建て替えに向けて、「新庁舎建設基本構想および基本計画策定支援業務」の公募型プロポーザルを実施した結果、パシフィックコンサルタンツ岐阜事務所(岐阜市)を特定した。履行期間は2018年6月15日まで。委託額は1300万円(税込み)を上限としている。
新庁舎に導入する機能や規模、建設候補地、概算事業費、事業スケジュールなどを検討する。
現庁舎は鉄骨造2階建て延べ3239平方bの規模で1979年5月に完成した。13年度に行った耐震診断でIs値が0・28と耐震性が著しく低く、大規模災害時に対策本部機能を発揮できない恐れがある。また、設備の老朽化、手狭となった執務スペース、駐車場不足などの課題を抱え、耐震補強だけでは課題が解決できないことから、新庁舎建設を目指すことになった。
供提:建通新聞社(2017/03/21)