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北陸工業新聞社
2017/03/21

【富山】基本設計へプロポ検討/中央農業高校寄宿舎改築/県教育企画課

 富山県教育委員会教育企画課は、中央農業高等学校の寄宿舎改築を計画し、17年度に基本設計業務に着手する。委託にあたり公募型プロポーザルの採用を検討しており、具体的な準備作業を進める。
 寄宿舎「豊心寮」は、1〜5号棟、管理棟、食堂棟の7棟で構成。定員は288人。このうち、1〜3号棟の3棟(軽量気泡コンクリート構造3階建て延べ約2100平方メートル)を解体し、S造4階建て程度の1棟に集約する。18年度に実施設計を進め、19年度の着工を目指す。地質調査は宮村ボーリングが担当。07年2月までに寄宿舎全棟のリフレッシュ工事が行われた。
 富山市東福沢地内の中央農業高は、県下唯一の農業科単独の全日制専門高校で、生物生産、園芸デザイン、バイオ技術の3学科からなる。敷地面積約36万平方メートル。
 このほか、富山工業高等学校では武道場改築の実施設計に取り組む。現規模はS造平屋建て478・29平方メートル。

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