日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/03/15
【埼玉】田中国交副大臣が参加し桜区通学路合同点検
田中良生国土交通副大臣は13日、さいたま市桜区で開催された通学路の合同点検に参加した。新大宮バイパスに関連する秋ヶ瀬歩道橋、西堀歩道橋などを視察した田中副大臣は地元からの整備要望に対し「バイパスは交通の観点で重要な道路だが、開通によって地域が分断された経緯があり、しっかりと安全を確保しなければならない。早急に整備に取り組むよう指示を出した」と述べた。
合同点検は田中副大臣のほか、国交本省の川ア茂信道路局国道・防災課長、関東地方整備局の大西亘局長・村山一弥道路部長・鹿角豊大宮国道事務所長、さいたま市職員、新開小学校教頭、浦和工業高等学校教諭、地元自治会会長、県警刑事などが参加した。
続いて行われた意見交換で、地元から田中副大臣に秋ヶ瀬歩道橋と西堀歩道橋の整備に関する要望書が手渡された。
両歩道橋は新開小の通学路として利用されているほか、バイパス東西の住民にとって重要な役割を担っている。秋ヶ瀬歩道橋は両側への手すり整備と剥離した階段タイルの補修が求められている。西堀歩道橋については狭あいな幅員の解消などに加え、自転車も通行できるよう改良が要望された。