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建通新聞社(中部)
2017/03/30

【愛知】PFI視野に新斎苑を計画 設楽町

 設楽町は、新斎苑の建設を計画しており、当初予算案に敷地造成設計費として約960万円、発注支援業務費として約1100万円を盛り込んだ。4月以降に造成設計を委託する他、建設事業ではPFIなどを視野に入れ、事業手法の検討を進める方針。
 同計画は、既設の火葬場2カ所の老朽化に伴う対策として、新たな施設を八橋地内に建設する。15年度に基本構想を策定、16年度は建設地を八橋地内に絞り込み、立木調査などを実施した。建設工事に関しては、発注支援業務の事業費を盛り込み、PFIの導入可能性などについて、施設規模や入札方式などを含め検討していく。現在時点では、19年度の建設着工、20年度の供用開始を目標としている。
 同町には現在、清崎斎苑(清崎字野々瀬1ノ63、1982年竣工)と津具斎苑(津具字裏山1ノ14、72年竣工)の2カ所の火葬場が稼働しており、いずれも老朽化が顕著になっている。このため町では、抜本的な対策として、2施設に代わる新たな斎苑の整備を打ち出し準備を進めてきた。

提供:建通新聞社