豊川市は、2017年度事業で一宮東部小学校南校舎の大規模改修を計画しており、当初予算案に事業費3億0480万円を計上した。予算化など順調にいけば、6月までの発注を見込んでいる。
同計画は、東棟と西棟で構成する南校舎の老朽化対策として実施する。規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ2042平方bで、1960年と65年に建設した。今回の改修では、屋上防水をはじめ、校舎の外壁や内壁、教室などに対して実施する。また、普通教室に空調設備を設置する他、各設備の更新を行う予定だ。合わせて、北校舎を含めた学校全体のトイレを洋式化する。
同市では、7月の工事着手に向け準備を進めており、6月議会承認案件として発注する考え。発注は、建築と設備関係を分離することを検討している。完成時期は18年3月の見込み。
設計は、大宙設計社(豊川市)が担当。
同校の所在地は上長山町東水神平44ノ2。
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建通新聞社