豊田市は、松平地区で新たに「松平市民広場」(仮称)と「地域体育館」(仮称)の整備を計画している。2017年度事業では、広場の実施設計や体育館の基本設計などを予定しており、当初予算案に事業費約5200万円を盛り込んだ。
計画では、九久平町地内の山林面積約2・5fを対象に、多目的広場を新設整備するとともに、広場敷地内に体育館を建設する。整備予定地は、松平こども園と住宅地に挟まれた山間部のため、地形を利用して階段状に3面を確保する方針。
広場の基本構想では、運動広場や遊具広場の他、駐車場などの整備を盛り込んでいる。17年度事業で実施設計とともに用地取得を行う他、関係機関との協議を進める考え。今後は、18年度に造成工事に着手、20年度の完成を目指す。基本設計は早川都市計画(豊田市)が担当した。
一方、体育館はアリーナの他、多目的ルームや事務室、運動ルームなどを備える予定で、地元住民からの意見を基本設計に反映。設計の中で規模などの詳細を固めていく。建設工事は20年度以降になる見通しだ。
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建通新聞社