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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/03/16

【茨城】大洗町が2017年度当初予算案を公表

 大洗町(小谷隆亮町長)は、2017年度当初予算案の概要を公表した。主な事業として南小中学校共用体育館の整備に2カ年継続費7億6566万8000円、若見屋平戸線整備事業に1億6553万円、都市再生整備計画事業に6700万円を盛り込んだ。(3面に主な事業)
 一般会計は前年度比9%減の81億5000万円。普通建設事業費は同43・8%減の10億6837万4000円とする。
 南小中学校(大貫町1212―14)の共用体育館は、RC造2階建て、延べ2000u弱を想定。基本・実施設計は潟pル綜合設計(水戸市)。事業費の年割額は、17年度2億3490万9000円、18年度5億3075万9000円。既存の体育館は新体育館の建設にあわせて解体する。
 復興交付金を活用する若見屋平戸線には1億6553万円を配分。磯浜町地内で延長159m(W16m)の道路改良工事を行う。
 このほかの町道整備としては、8―3020号線(成田町地内)で延長420mの道路改良工事、6―09号線(神山町地内)で延長410mの排水整備工事などを実施する。
 都市再生整備計画事業は、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の大洗駅(桜道地内)駅前広場を改修するもの。工事規模は800u。駐車場整備や交差点部分への車両出入り口の集約などを計画している。
 新規事業としては、総合運動公園体育館の移動式バスケットゴール設置に1005万5000円、災倉庫屋根防水工事などに1147万2000円を盛り込んだ。
 特別会計では、公共下水道事業に7億863万9000円(前年度比7・5%増)を計上。このうち汚水管渠整備に2億728万円を設定し、磯道地区へ向かう幹線工事や駅前広場再整備に関連する枝線工事を推進する。
 水道事業では、既設配水管布設替工事や浄水場および配水場施設更新工事に1億7400万円。また、配水設備拡張事業として配水管布設工事に2400万円を充当している。