建通新聞社(神奈川)
2017/03/16
【神奈川】神奈川県環境農政局 17年度の農道整備 小田原湯河原線に10億円
神奈川県環境農政局は、2017年度予算案に農道整備事業費として10億7090万円を計上した。このうち約10億円は広域農道・小田原湯河原線の整備に費やす。小田原市石橋などで農道開設工479bを実施する予定だ。
小田原湯河原線の路線計画は、小田原市入生田の早川に架かる太閤橋を起点とし、同市早川、石橋、根府川、江の浦を経て真鶴町、湯河原町を南下、同町鍛冶屋地内の町道幕山公園通り線を終点とする。延長は16・9`(広域農道13・4`、関連工区3・5`)で幅員7b(主要地方道並み)を予定。このうちの延長5・4`を供用している。総事業費は229億4600万円。進捗率は63%(16年度末見込み・事業費ベース)。
19年度は小田原市石橋と湯河原町吉浜で合計479bを施工する。
17年度の農道整備箇所は4カ所。小田原湯河原線の他では、早川石橋地区(小田原市石橋)で道路工33b、井ノ口東地区(中井町井ノ口)で道路工80b、基幹農道小田原(小田原市田島他)で点検工を予定している。
提供:建通新聞社