日本工業経済新聞社(山梨)
2017/03/15
【山梨】県総合評価見直し
県技術管理課は、総合評価落札方式の改定内容を総合評価委員会(13日)に説明し、了承された。技術評価点(標準点+加算点)の競争力を高めるため、加算点の満点を、特別簡易型Tは10点から15点に、特別簡易型Uは10点を20点に、簡易型(施工計画1項目)は20点から25点にする。県が加算点の満点を改定するのは初めて。17年4月1日以降に公告する案件から適用する。
県では、加算点の満点を上げることで技術評価点の価値が上がり、技術力優位での落札者が増加し、公共工事の一層の品質向上が図られることを期待している。
そのほか、個別項目の一部も見直し、17年度から適用する。
総合評価落札方式は、17年度も原則3000万円以上の工事で実施する(緊急工事を除く)。1000万円以上のアスファルト舗装工事と解体工事の「施工体制評価型」の試行も継続する。