JR西日本金沢支社は14日、北陸新幹線長野―金沢間が開業して2年になるのを祝うイベントをJR金沢駅で開いた。和田豊和駅長は、爆発的に交流人口が増え、駅の様子が一変したと開業の効果を強調した。
イベントでは、直径約120センチのケーキオブジェを駅内に設置。幼稚園児約30人がケーキを囲み「ハッピーバースデー」と大きな声で誕生日ソングを合唱した。
同支社によると、13日までの2年間に上越妙高―糸魚川間で計約1755万人が乗車した。開業2年目(昨年3月13日〜今年2月)の利用者数は、在来線特急と比べて174%増。1年目に比べると8%減となったが、1年目の乗車数を超える月もあった。同支社は、大型観光キャンペーンの実施や、雪などがあっても安定輸送できる点が評価されたと分析している。