日本工業経済新聞社(山梨)
2017/03/14
【山梨】豊富小プール新設に1・5億 中央市
中央市は、市議会予算特別委員会に対する新年度予算案の説明を開始した。普通教室棟に先駆けて取り組む豊富小学校のプール新設には1億5000万円の工事費を対応している。
説明に立った早川久教育総務課長は、小学校整備費全体を2億4655万円と説明。主な内訳として、豊富小学校のプール新設工事費1億5000万円、解体費1000万円を挙げ、今年のシーズンは現状のものを使用しその後解体。来年のプール開きに間に合うよう新設する計画を質疑のなかで示した。
一方、同校の普通教室棟の建て替えは仮設校舎を整備して対応する考えで、新設校舎分として1409万円、3634万円の基本および実施設計費を組んだほか、仮設分の設計には609万円を予算化。通常の体育授業には差し支えないとして仮設校舎は校庭に建設する計画で、運動会などは隣接の市民グラウンドを活用する方針を説明した。
ほか同課所管分では、2カ年で取り組む学校施設の長寿命化計画策定委託費として2260万円を対応。リニア中央新幹線建設に伴い移転する田富北小学校の仮設校舎実施設計委託に1588万円、給食センター実施設計委託には2868万円を組み入れている。