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　東日本高速道路会社（ＮＥＸＣＯ東日本）関東支社は、横浜環状南線（横環南）の整備で釜利谷庄戸地区に築造するトンネルの詳細設計業務を建設技術センター（東京都千代田区）に委託した。延長約１・15�`のトンネルに関わる▽断面設計28断面▽構造解析10断面▽耐震設計（縦断一式、横断６断面）▽函体工設計７断面―の取りまとめが内容で、２０１８年２月３日を期限に業務成果品を納めてもらう。18〜20年度の工事を予定している。
　釜利谷庄戸地区のトンネルは横浜市金沢区釜利谷〜栄区上郷町にＮＡＴＭなどの非開削工法を用いて築造する。栄区側から金沢区側に向かって矩形（本線２本）、馬蹄形２連（本線２本）、馬蹄形４連（本線２本、Ｃ・Ｈランプ２本）の断面構成とする計画だ。
　このうちＣランプトンネルと本線パイロットトンネルの延長９４１�bを築造する工事については、鹿島・西武建設ＪＶが18年５月17日までの工期で手掛けている。
　なお、建設技術センターは詳細設計業務の委託先を選ぶ２月８日開札の一般競争入札（総合評価方式）に、１億６０００万円で応札するなどして落札者となった。
　提供:建通新聞社