富山市は、北陸自動車道富山西インターチェンジ(IC)周辺で計画する第2期呉羽南部企業団地整備事業について、17年度に造成工事に係る基本・実施設計や用地買収などに取り組む。企業団地造成事業特別会計当初予算案に20億2807万1000円を計上した。
市の企業団地は現在すべて入居済みで、早期に企業用地の確保が必要なことから、昨年9月末に市街化区域に編入した富山西IC周辺地区で造成する。造成面積約27ヘクタールのうち、北陸道北側のEブロックが約24ヘクタール、南側のDブロックが約3ヘクタール。
今年度に物件移転補償や土質調査、測量などを推進。17年度の基本・実施設計などを経て18・19年度に造成工事に行い、20年度の分譲開始を目指す。土質調査はダイチ、測量は新日本コンサルタントが担当。