射水市は、新斎場整備に係る基本設計プロポーザルで、今月中にも検討委員会の立ち上げを予定する。構成は学識経験者ら5人以内となる。
事業者の選定に向けては、検討委の設置後、速やかに公告し、5月ごろの特定を目標とする。
基本計画案によると、建物面積は3000平方メートル程度。火葬炉は現在より1基多い6基が必要とし、修理、火葬件数の変動にも対応できるよう、1基の予備スペースを設ける。告別室(ホール)および収骨室は、各炉ごとに分割。待合室も炉数と同じ6室を配置する。隣接地には、パークゴルフ場が整備される。
なお、火葬炉のメーカー選定では、性能発注方式を採り、機能・性能、維持管理、ランニングコストなどの要素が照査される。
スケジュールでは、18年度前半に実施設計まで完了させる。同年度後半に造成工事に着手。引き続き、建築工事を進める。供用開始は20年度後半となる。
建設場所については、沖塚原地区を候補地に挙げている。用地面積は約2ヘクタール。
17年度当初予算案には、事業費5701万円が計上された。実施設計業務委託費などに充てる。